インプット・アウトプット

JUGEMテーマ:アート・デザイン

 

自分が映像コンテンツのデザインをする時には様々なことを考えるんだけど

例えば、画面で切り取られた時に見える空間感、色彩構成、

それを作り出すフォルムやライティング、素材のことなどなど。

でも頭の中で漠然と考えてるだけじゃ砂漠の中にいるのと一緒なんで

過去の経験・行動で得たインプットを連想ゲームのように繋いで、整理していく。

 

いつもの持ち歩いてるデジカメで撮ったものは、自分のメモ帳みたいなもの。

勿論ふだんは気になったものだけを撮っているだけだけど

その積み重ねが自分に様々なヒントを与えてくれることになる。

 

じゃあ、ここからいつものように写真連貼りいきますよ。

 

 

NYのハイラインにて、空間の切り取り

 

 

素材感とそのゆらぎ

 

 

これはホイットニー美術館だったかな...美術品のことではなく

この唐突感の面白さに惹かれた。

 

 

パリの地下鉄駅では銅の質感をいかした感じにやられる...

 

 

 

レンゾ・ピアノの設計したポンピドゥセンターは昔から好きなんだよね。

 

 

 

ロスのダウンタウンにあるLAST BOOKSで配置配列の面白さに痺れ

 

 

遊びゴコロは人のココロを掴むと確信する。

 

 

本屋だってエンターティメントになるんだと。

 

 

 

ブルックリンを散歩してれば様々な古材利用に触れられるし

 

 

コダワリを見ることができる。

 

 

エルミラージュ・ドライレイクでは乾いた空気に映える赤...くすんでいるのに映える。

 

 

今のクルマにないシンプルな構造感も素敵だね。

 

 

朝市にならんだトマトのフォルムに引き込まれ

 

 

空母イントレピッッドの艦橋に萌える。

 

 

で、これまで何の一貫性の無い写真達だけど

自分の中で生きてきたものは、これから創られるセットの中で

前述のフォルムや素材、考え方、構成の仕方で生かされることになる。

 

これ以降の写真は、作られたセットの写真なんだけど

何が生きてきたのか、見てください。

全然違う見た目なんで、全く生きてないと言えるし

でも全てに関連してるとも言えるはず。

 

 

素材の溢れた混沌

 

 

セット自体のテーマは○。

木材・銅材を中心に構成し、『唐突』をスパイスに入れてみる。

 

 

 

 

 

棚は水平垂直って誰が決めたんだっけ?

いや、斜めにしたらモノが滑っちゃうから、そりゃ水平垂直にするよね。常識。

でもさ、ナナメにすると何か素敵だよね。

 

 

 

どうでもいい話しだけど、この素材はもともと植木鉢を入れとくプラスチックポット。

形が面白いし、本来ただの入れ物だから何せ安い(笑)。

何をやるにしても制作費の上限は決まってるから

そのバランスの中で物を作ってく必要はあるんで

普段から使えそうな気がしたものは、本来の使用目的と違うものでも発想を変えて

手を加えながら使っていく。

映像の世界は、切り取られた画面上で見られるものだから

建築のような構造に縛られることはないんで、見た目のみでの勝負も可能なんです。

だからバケツをみると柱にならないかなぁ、とか

お皿が壁に化けないかなぁ、なんて普段から真剣に考えてる...。

あ、因みにどちらも実験済みで、柱にも壁にもなります(笑)。

 

 

 

これはカスタムバイク&雑貨を扱う知り合いのショップから買い取ったエッグチェアを

カスタムし、展示棚化してしまった。

椅子だってカタチが面白ければ、違うものに変わるんだ。

 

 

なぜ?

人に疑問を持たせることが狙い。

成功するかしないかは、世界観にとけ込めるかどうかが全て、だね。

 

 

銅材は面白い表情をみせるから好き。

経年変化でどんどん茶色くなっちゃうから、良し悪しだけど。

 

 

最初に貼ってた外で撮った写真は、今回のセットネタに繋げる為に

実はムリヤリ引っ張り出したものなんだけど

自分が構成するデザイン要素は間違いなくそれらから出てきてるもので

インプットが多大にあるからアプトプットが存在する。

自分の興味が外にあるから、結果的に色んな事例にも対応できるんだなと

改めて思うんだ。

 

遊ぶことは悪じゃない。

経験値が身を救う。

 

 

...多分。

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